Fugue Kyoto Software Research, Inc.
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プレスリリース
『eco-Fugue』を発売
                 開発期間を大幅に短縮するファイルシステムパッケージ
2006年6月27日

株式会社京都ソフトウェアリサーチ(京都市下京区 社長:奥谷 勉 以下KSR)は、組込み製品向けファイルシステムパッケージ製品 『eco-Fugue (エコ・フーガ)』の販売を開始することを発表いたします。

現在KSRは、携帯電話やデジタル家電をはじめとする製品に搭載されるフラッシュメモリーの制御技術ソフトウェア商品『Fugue』 を保有しており、その耐電源障害性(不慮の電源断時にもデータが壊れない)や、エラーハンドリング技術 (システムやデバイス異常時における対応技術) が高く評価され、携帯電話含む多数の組込機器に採用されています。

『eco-Fugue』は、Fugue製品群の1つとして、ファイルシステムの基本機能、Fugue製品群の特徴を抽出、サンプルドライバ等を用意し、 各メーカー側での開発を容易にしたパッケージ製品です。今回の『eco-Fugue』は、NOR型フラッシュメモリに対応したもので、 本製品の発売によって、同フラッシュメモリを使用する全ての家電製品、産業機器メーカーは以下のメリットを享受することができます。

1) 開発期間・開発工数の大幅な縮小
多くのメーカーが課題としてあげる、フラッシュメモリやファイルシステムへの技術課題、基幹システムで あるが故の開発期間・工数の増大を、『eco-Fugue』同梱のサンプル、詳細な手引書およびテストツー ルを利用することで、その課題を払拭することができます。
これにより、独自でフラッシュファイルシステムを開発、カスタマイズ、課題の払拭に要する開発期間、 開発工数を数ヶ月単位で縮小することが可能となります。

2) ユニバーサルデザイン、Eco Systemの採用によりシステム開発の柔軟性を実現
『eco-Fugue』は多くのフラッシュメモリとCPUに対しての対応実績を保有しており、複数のメモリメーカ ーから仕入れたフラッシュメモリや、CPUの差異に依存することなく使用することができ、採用するデバ イスの選択肢を増やすことができます。
また、多くのパートナー企業製品との協力により、最新技術へのいち早い対応を実現しています。

3) 耐電源障害性や、エラーハンドリングに優れたシステムの構築
『eco-Fugue』は、突然の電源断においても、データおよびファイルシステムの破綻をなくすと同時に、 バッドブロックやデバイス異常等、あらゆるシステム障害からデータおよびシステムを守ることが出来ま す。


またこれらメーカーのメリットは、そのまま消費者のメリットとなります。常に安定したファイルアクセスが保証された高機能かつ低価格な製品を購入できるようになり、安全確実なデータ保管を実現することができます。

今後KSRは、今回のパッケージ製品『eco-Fugue』の国内販売実績積み、海外メーカーへの事業拡大を狙います。

なお、今回の『eco-Fugue』の製品デモンストレーションを「第9回組込み開発技術展」(東京ビッグサイト、6月28日〜30日) にて実施します。


◆お問い合わせ窓口
株式会社京都ソフトウェアリサーチ 営業部
TEL:075-342-0794  FAX:075-342-0781
担当:小島
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