Fugue Kyoto Software Research, Inc.
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プレスリリース
 
「Fugue 評価キット」リリース開始

2001年5月15日
フラッシュファイルシステム導入の課題をクリアする検証ツール
「Fugue 評価キット」のリリースを開始

- フラッシュメモリの懸案である書込み速度を
               アプリケーションレベルで検証 -

 京都ソフトウェアリサーチ(以下、KSR、本社:京都市下京区五条 新町東入東錺屋町171番地 高橋第十二ビル5階 代表取締役社長:長澤恒也)は、1999年7月にリリースしたフラッシュファイルシステム 「Fugue」導入のための検証ツールとして、「Fugue 評価キット」の リリースを発表しました。 「Fugue 評価キット」は、2000年10月18日より富士通株式会社と共同 で提供を開始した「Fugue(フーガ)-Fライセンス」のリリース時に、 フラッシュメモリ評価用拡張ボードとしてお知らせしていた製品で、 本製品を、お客様の利用環境で用いることにより、製品への採用前に 実測値に基づいた「Fugue」のパフォーマンスの検証を行えます。 今後、幅広い環境での検証を可能にするために、各種CPUに対応した 製品のリリースを予定しております。

「Fugue 評価キット」のソリューション 携帯情報端末を始めとする組込み機器で利用頻度が増加しているフラ ッシュメモリでは、専用ファイルシステムの必要性が脚光を浴びてい ます。 KSRでは、組込み機器において問題となる電源障害に着目し、組込み 機器へのソリューションとして、「Fugue」を展開してまいりました。 ファイルシステムへのニーズが発生する一方、フラッシュメモリに利 用した場合、そのオーバーヘッドのために、低速な書込み速度が問 題となるケースが発生します。 KSRでは、「Fugue」を販売していく中で得られた「ファイルシステムの導入時には、採用前に公表されているデータでは得られない実際の パフォーマンスや使い勝手の検証を行いたい」というお客様の要望か ら、本製品の開発に着手しました。 富士通株式会社フラッシュメモリ事業部でも、富士通フラッシュメモ リ・ソリューションの1つとして、富士通株式会社の顧客へ積極的に 提案していく予定。

「Fugue 評価キット」の特徴 本検証ツール「Fugue 評価キット」では、お客様の要望への解答とし て、フラッシュメモリに対して「Fugue」を利用した場合のパフォーマ ンスをアプリケーションレベルで検証する事を実現いたしました。 また、本製品は、幅広いジャンルで利用されている富士通製フラッシ ュメモリ最大8ヶを専用ボードに実装し、各種プラットフォーム向けの コネクタを設けたドータボードと、指定開発プラットフォームで動作 する「Fugue」のバイナリによって構成されております。 そのため、お客様が製品に搭載を予定されているCPUのリファレンスプ ラットフォームに本製品のドータボードを接続し、ご指定のOS用のバ イナリをインストールする事によりお客様の用意された環境で、実際 に「Fugue」を動作させる事が可能になります。

価格と提供開始時期 「Fugue 評価キット」は、KSRから「Fugue」導入をご検討いただいて いるお客様へ提供いたします。 提供開始時期、価格につきましては、下記、連絡先にご連絡ください。 また、販売に先立って、プロトタイプ・キットのレンタルを受け付けております。


 
◆お問い合わせ窓口
株式会社京都ソフトウェアリサーチ MCグループ
TEL:075-342-0794  FAX:075-342-0781
e-mail : fugue-info@kyoto-sr.co.jp
「Fugue」に関する詳細情報は、 こちらよりご覧いただけます。
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